東京大学 東洋文化研究所 佐藤仁研究室

SATO Jin Lab.

Institute for Advanced Studies on Asia, University of Tokyo

(*)…査読付きの章

三項で捉える資源環境──主体、客体、媒介(*)

「後発の公共政策」としての資源環境政策──理念・アイデアと社会的合意 

2023, 日本貿易振興機構アジア経済研究所, 第3章, pp.83-98.

アジアの環境権威主義― 依存関係からみた環境政策と反転―

「初期」資源環境政策の形成過程――「後発の公共政策」としての始動――
2021年,日本貿易振興機構アジア経済研究所,pp.75-96.

Compulsion to maintain: water and state power in Southeast Asia

Origins and Evolution of Environmental Policies
Edited by Tadayoshi Terao and Tsuruyo Funatsu, Senior Research Fellows, Interdisciplinary Studies Center, Institute of Developing Economies (IDE), JETRO, Japan, Edward Elgar Publishing, pp.105-

The Domestic Infrastructure of Economic Cooperation

Engineering Asia:Technology, Colonial Development and the Cold War Order,
Edited by Hiromi Mizuno, Aaron S. Moore and John DiMoia, 2018, Bloomsbury Publishing, pp.43-58.

第13章「分かちあうアジア‐開発協力と相互依存」

『現代アジア経済論‐「アジアの世紀」を学ぶ』,
2018年3月,有斐閣ブックス,pp.273-293.

『くくり』と『出入り』の脱国家論―京都学派とゾミア論の越境対話

『東南アジア地域研究入門1環境』

山本信人監修/井上真編著、慶應義塾大学出版会2017年、pp.155-175.

Internationalization from Within:140 years of Internationalization at the University of Tokyo

The "Global" and the "Local" in Early Modern and Modern East Asia,

Edited by Benjain A. Elman and Chao-Hui Jenny Liu. 2017, BRILL,pp.81-94.

大学の「内なる国際化」―東京大学にみる国際化の140年

『グローバルヒストリーと東アジア史』
(羽田正 編)

東京大学出版会、2016年、pp.295-308.

The Benefits of Unification Failure: Re-examining the Evolution of Economic Cooperation in Japan

Japan's Development Assistance Foreign Aid and the Post-2015 Agenda,

Hiroshi Kato, John Page and Yasutami Shimomura, eds. 2015, Palgrave Macmillan, pp.88-102.

カンボジア・トンレサップ湖における漁業と政治―2012年漁区システム完全撤廃の社会科学的評価―

『 「後発性」のポリティクス ―資源・環境政策の形成過程―』
(寺尾忠能 編)

2015年、アジア経済研究所、pp.99-120.

自然の支配はいかに人間の支配へと転ずるか―コモンズの政治学序説

『日本のコモンズ思想』
(秋道智彌 編)

2014年、岩波書店、pp.176-194.

近代化と統治の文化―明治日本とシャムの天然資源管理―

『国際文化関係史研究』
(平野健一郎 古田和子 土田哲夫 川村陶子 編)

2013年、東京大学出版会、pp.171-192.

Resource Policy and Domestic Origins of Foreign Aid (*)

Economic and Policy Lessons from Japan to Developing Countries,

Toshihisa Toyoda, Hiroshi Kan Sato and Jun Nishikawa, eds. 2011, Palgrave Macmillan, pp.77-97.

開発研究における個別性と普遍性

『開発を問い直す』
(西川潤 下村恭民 高橋基樹 野田真里 編)

2011年、日本評論社、pp.179-194.

Social science and knowledge for sustainability (*)

Sustainability Science:A Multidisciplinary Approach

Hiroshi Komiyama, Kazuhiko Takeuchi, Hideaki Shiroyama and Takashi Mino, eds. 2011, United Nations University Press, pp.327-335.

資源の断片化と国際協力への新視角

『国際協力学の創る世界』
(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境学研究系 編)

2011年、朝倉書店、pp.54-69.

資源とは何か?-日本における資源論の系譜と展望-

『新時代の自然資源論―統合管理の方法論―』
(文部科学省科学技術・学芸審査会資源調査分科会 編)

2010年、クバプロ、pp.119-133.

Civil society engagement in Japan (*)

Engaging civil society : Emerging trends in democratic governance,

Cheema, S.G. and V. Popovski, eds. 2010, United Nations University Press, pp.232-245.

Democratic Turn of Resource Governance in Japan:Prewar and Postwar Efforts for Integration in Resource Policy

Adaptation and Mitigation Strategies for Climate Change,

Sumi, A., K. Fukushi and A. Hiramatsu. eds. 2010, Springer, pp.309-316.

貧しい人々は何をもっているか―展開する貧困問題への視座

『貧困問題とは何であるか―「開発学」への新しい道』
(下村恭民、小林誉明 編)

2009年、勁草書房、pp.1-24.

タイ津波被災地のモラル・エコノミー

『現代アジア研究2 市民社会』
(竹中千春・高橋伸夫・山本信人 編)

2008年、慶応義塾大学出版会、pp.361-378.

現場にみる「結んで、開く」の実践

『サステイナビリティ学の挑戦』
(小宮山宏編)

2007年,岩波科学ライブラリー, pp.25-34.

資源と民主主義―日本資源論の戦前と戦後

『講座 資源人類学 第1巻 資源と人間』
(内堀基光編)

2007年,弘文堂,pp.331-355.

タイの環境政策と地方分権 (*)

『アジアにおける分権化と環境政策』
(寺尾・大塚編)

2007年,アジア経済研究所,pp.47-78

【開発】はいかに学習するか―【意図せざる結果】を手がかりに

沖縄大学地域研究所叢書 第5巻 『地域の自立 シマの力 上巻』
(新崎盛暉,比嘉政夫,家中茂 編著)

2005年,コモンズ, pp.250-271.

日本における資源社会科学の創成と未発達

変貌するアメリカ太平洋世界 第4巻 『アジア太平洋環境の新視点』
(丸山真人,松原望 編)

2004年,彩流社,pp.27-50.

貧困と”資源の呪い”

「シリーズ国際開発」第2巻『環境と開発』
(井村 秀文 他著)

2004年,日本評論社,pp.27-50.

「人間中心の国際協力へ」,「貧困と人間の安全保障」,「環境援助のパラドックス」

『国際協力学』
(高木保興 編)

2004年,東京大学出版会,pp.4-11,89-107,210-219.

From 'Natural Wealth' to Resources: Simplification of Nature in Asia

Nature and Human Communities,
T. Sasaki ed.

2004, Springer, Tokyo, pp.111-122.

ダン吉島の夢の後―発展途上国にみる不足と開発

岩波講座「アジア新世紀」 第5巻 『市場』
(青木保 他著)

2003年,岩波書店,pp.101-116.

Informational Basis of Policy Judgments: The case of the Royal Forest Department in Thailand. (*)

People and Forest: Policy and Local Reality in Southeast Asia, the Russian Far East, and Japan. (M. Inoue and H. Isozaki. eds.)

2003, Kluwer Academic Publishers, pp.169-185.

Karen and the Land in Between: Public and Private Enclosure of Forests in Thailand

Conservation and Mobile Indigenous Peoples: Displacement, Forced Settlement and Sustainable Development (Studies in Forced Migration),

Dawn Chatty and Marcus Colchester ed. 2002,Berghahn Books,New York, pp.277-295.

問題を切り取る視点―環境問題とフレーミングの政治学

『環境学の技法』
(石弘之 編)

2002年,東京大学出版会,pp.41-75.

自由は文化を超えるか―アマルティア・センに学ぶもの

「シリーズ国際交流」 第7巻 『文化としての経済』
(川田順造 編)

2001年,山川出版, pp.21-31.

森のシンプリフィケーション―タイ国の場合

「ライブラリ相関社会科学」 『環境と歴史』
(石弘之 他編)

1999年,新世社,pp.69-87.

豊かな森と貧しい人々―タイ中西部における熱帯林保護と地域住民

岩波講座「開発と文化」 第5巻 『地球の環境と開発』
(川田順造 編)

1998年,岩波書店,pp.195-217.