-メコン河下流地域における住民レベルの気候変動適応とJust-in-Time情報提供への学び合い-
加速する気候変動に対応するために、地域の人々に本当に役立つ情報とは何でしょうか。
東南アジアでは、気候変動とダム開発による「水」の問題が今後さらに深刻化することが予想されています。私たちは東南アジア6カ国を流れるメコン河に注目し、洪水や渇水を中心とする生業にかかわる情報が「必要なときに、必要な人に、必要な形で」届く just-in-time のメカニズムを、タイとカンボジアの多様なアクターを巻き込みながら相互に学ぶ機会を提供していきます。
また、この取り組みでは、ローカルな営みと日本の専門家の知識を組み合わせ、気候変動適応のベストプラクティスをつくり、それを両国で共有・活用できる教材としてまとめていくことを目指します。
(*本プロジェクトは、トヨタ財団の2024年度国際助成プログラムの支援を受けて実施されます。)